ノーベル賞ディナーを味わってきました。
- 2014.10.15 Wednesday
- 16:28
2014年10月9日、ノーベル賞ディナーをいただきました。
前日まで滞在していたヘルシンキからストックホルムに入り、ノーベル賞の晩さん会が行われる市庁舎内の見学や、その周辺をそぞろ歩いて、ホテルとの位置関係を把握してきました。
晩さん会は市庁舎内のブルーホールと呼ばれる大広間で行われるのですが、それと同じ料理を庁舎内のレストランで年中味わう
ことができるのです。
予約が必要ですので、日本にいるときにネットで直接レストランに予約はいれてあります。
内容は2013年に受賞された山中伸弥先生が召し上がった2013年のディナーです。
ストックホルム市庁舎 レストラン入口
にこやかな女性支配人に案内されて席に着くと、昨日、庁舎内に展示されていたのと同じ食器、グラス、カトラリーがセットされていました。
ノーベルディナーのセッティング
まず、シャンパンが供されて「乾杯〜」です。
(メニューは英語と日本語併記でした。
以下は日本語で書かれたメニューの通りです。)
前菜は
ほろほろ鳥のモザイク、
ニンジンのバリエーションとゴットランド・トリュフ、
アンズ茸のデュクセルとトリュフマヨネーズ、
おせんべいのようなパンと
たっぷりのポテトピューレ
主菜は
ノルウェー産ロブスター詰めイシビラメのクーポラ、
ほうれん草とクリームチーズのロブスタータルトレット、
トンガリボウシキャベツのテリーヌ、
ロブスターソースとアーモンドポテトのピューレ添え、
赤ワインとデザートワインが供されました。
チョコレートのシルエット(ノーベルの)、
塩キャラメル・ヘーゼルナッツとブラウニーの
チョコレートチューブ、
ヘーゼルナッツクリームのチョコレートレター、
ヌガー、
シーバックソーンのシャーベット、
ノーベル賞のメダル型のチョコレートが添えられたコーヒー、
以上でわかるように、決して贅をこらしたものではなく、むしろ、野菜を多く取り入れた健康的な内容だと思いました。味はもちろんおいしかったですよ!
メインディッシュは、まず、空のお皿が置かれ一品ずつお皿にのせていきます。4品あったので4回サービスに来ました。ソースを含めると5回だったかも。思うに、晩さん会はすごい人数なので、あらかじめお皿に盛りつけて置いておくスペースがないのではないかと。だから一人が1品をたくさん持って次々にお皿にのせていくのが、一番効率が良いのではないかと。
何となく、メインのお皿の盛り付けにセンスを感じないのは、そのせいです。それぞれが好きな?ところに置いていくので、ちょっとずつずれてしまうからです。
早速コメントをいただき、デザートのシーバックソーンは北海道で栽培されていて、そのシャーベットを取り寄せて召し上がったそうです。情報ありがとうございました。
シーバックソーンのシャーベットは2013年だけでなく、ほかの年にも登場しています。
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チョコレートのシルエットの緻密なつくりに感動した!